ベビーカー問題から発展。子育てについて色々
またもや久しぶりの更新。
産後トラブルを列挙していこうとして、頓挫して、さらに別の話題でブログ書こうとするダメっぷり。
Yahoo!ニュースを少し騒がせたノンスタ石田さんのベビーカー問題提起の件です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000072-spnannex-ent
ベビーカー問題は、使用者のマナー、使う場所、時間帯など様々なシーンで、様々なダメ出しをされるもんです。簡単に解決するものではないと思います。
一方で、私が住む田舎では、レジでベビーカー操作にモタモタしてしまっても周りは結構優しいですけどね。田舎と都会で暮らした経験のあるわたしから見ると、ベビーカーへの当たりの強さに一番影響を及ぼしているのは都市環境かなと個人的に思います。
さて、この問題にも様々な意見があって、その中でたまーに見られる 子育てしてきた世代からの、”私達の時代はベビーカーでスーパーなんて行けなかった。行けるだけ恵まれてる”という意見。
いまは、ベビーカーでスーパーなんて普通です。確かに。
先進国ですからね、一応。人、物、生活のあり方はどんどん変わります。
人間が便利に暮らしていけるよう、人間自身が工夫し、改善し、今に至るのです。
なぜ、子育てになると急に苦労を求める?
他人にも自分の苦労を味合わせよう、もしくは自分と同じ苦労をしなければ認めない、という人間の存在。
私は非常に苦々しく思っております。
こういう考えをもった人、とくに女性によく見られるけれど、家族にいたとしたら本当に毒です。
子育てにありがちなことですが、おそらく仕事場でも一定数いるでしょう、こういう存在。
わたしの会社にもおりました(笑)
自分が味わった苦労(しなくても良い苦労だったのなら特に)は、家族には、また他人においても味あわせたくないと思うのが、正常かつ清らかな心の持ち主だと思っております。
本当に嫌ですね、他人に苦労を求めるなんて。
また、こういった話題で必ず出る、海外の方が子育てファミリーに優しい!というご意見。
これは、優しい一辺倒ではありませんが、強ち間違えてはいない。
わたしが子育てしながら渡航した経験があるのはヨーロッパの国々とカナダです。
確かに、ベビーカーについては日本よりはやや寛容でありました。
そして、子供の存在についてもしかり。
日本では、子育て中のお母さんに優しく!!ということに対して色々論争が起きます。
今回の石田さんの件もそうですね。
ですが、海外ではどちらかという子供を連れた母親への親切さではなくて、連れられた子供への親切さが目立ちます。
まず子供に話しかける、子供に道や席を譲る、子供に不愉快なことがないか聞く。日本でも、ぐずる子供をあやしてくれる優しい大人は、もちろん子供に話しかけますが。
海外では、声かけの相手は子供主体であったと思います。子供が小さい場合でも、明らかに外国人だったとしても。
うちの子も2歳当時、ばんばん英語で話しかけられていました。
こっちのレジが空いてるから、こっちへおいで。
ここの席の方がベビーカー入りやすいから、ここへおいで。
泣いていれば、なんか嫌なことがあったの?
もちろん、ご機嫌にニコニコしているときも話しかけてくれたりします。
子育て中のお母さんに優しくしようと思うから、優しくできない人もいるんではないでしょうか。それも悲しいですけど。
子供、もっと言えば子育てされてる子供(笑)に、優しくしてやろうと思えば、いつもよりさらに寛容に、優しくなれるんではないでしょうか。
最後に、わたしの経験した海外の国々の中でも、都市部か田舎で、子供への対応はだいぶ違います。やはり田舎の方が非常に子供に親切です。
ですが、都市部でも、いまの日本よりはマシに思われます。ちょっと寂しいですね。